こばとの英語ノート

 言葉の妖精こばとの変てこな日常生活を英語を織り交ぜながら綴っています。こばと英語辞典も製作中。いつかは英語の総合サイトだって威張れるようになりたいな。何はともあれ、『こばとの英語ノート』をよろしくね!

突撃お宅訪問です!

≪ 前回はマリちゃんが「いらち」でしたね~。

初めてお宅にお邪魔しましたよ!

こばと
 じゃじゃ~ん!
 以前に予告していた日曜日の特別企画です!
 品川区にある城戸涼音さんのお宅を突撃訪問です!
 なんと、涼音さんのお宅をご紹介するのは、ブログ開設以来、史上初めてなんですね~! これは快挙ですね~!

城戸涼音(きど すずね)
 ...... 日曜日に何の連絡もなく社員の自宅に突然やって来るなんて非常識にもほどがあります。

こばと
 いやいや、社長として、社員さんたちの家庭環境をしっかり把握しておかなくてはならんのですよ~。

涼音
 ...... 私、仕事とプライベートはしっかり分けたいんです。

こばと
 これだから平成生まれの子はダメね~。
 昭和の時代はね、社長が突然訪ねて来たら、
「あ、社長! これはどうもわざわざご足労いただいて。何のお構いもできませんが、酒とつまみを用意しますので、お上がりになってください。さあさあ、どうぞ一杯」
と歓迎したものね~。

涼音
 ...... 昭和の人は変です。

こばと
 ...... へ、変って。
 ...... そんなにきっぱり言われても。
 ところで、涼音さんはご両親と同居されているはずでしたけど ......

涼音
 ホームセンターに買い物に出かけています。

こばと
 あ、そう。
 それなら待っていたら、そのうち帰ってきますね。

涼音
 ...... あまり長居してほしくないです。

城戸純明(きど すみあき)
 これが姉さんが話してた、例の社長?

涼音
 ええ、そうだけど ......

こばと
 んん!? そちらはもしかして弟さんですか?
 思っていたとおりのイケメン君ですね~。

涼音
 ......

純明
 ほんとに変な妖精だ。

こばと
 お名前は?

純明
 純明(すみあき)だけど?

こばと
 まだ高校生?

純明
 そうだよ。

涼音
 私と十歳も年が離れているんです。

こばと
 それだけイケメンだと ...... もしかして彼女いたりする?

純明
 ...... いるけど。

こばと
 ばかもん!

純明
 はあ!?

こばと
 高校生の分際で女の子と付き合うなんて百年早い!
 学生は学生らしく、勉強に専念しなさいな~!

純明
 別に早くないだろ!? 普通だろ!?

こばと
 平成の子は生意気ね~。
 昭和の頃の学生さんはもっと ......

純明
 ...... なんだよ? なんでそこで黙るんだよ。

こばと
 ご両親、いつ頃帰ってきますかね~?

純明
 そこで話を変えるなよ。
 昭和の学生はどうなったんだ?

こばと
 ......

涼音
 こばとさん、昔は大学の先生をしておられたので、当時の若者の実情を色々とご存知なのよ、きっと。

こばと
 こばとちゃんダンス♪ こばとちゃんダンス♪

純明
 踊ってごまかすな!
 なんだよ、こいつ、マジで社長なのか!?
 姉ちゃん、こんなやつの下で働いてんの!?

涼音
 ......

こばと
 ところで、お酒とかでないの?

涼音
 まだ昼間です!

こばと
 あ、そう。じゃ、夕方まで待ちますか。

涼音
 ...... 早くお帰りください。

こばと
 それにしても立派なお宅ですね~。
 さすがお嬢様のお住まいはちがいますな~。
 このソファもふかふかで心地良くて、思わず居眠りしちゃいそう ...... zzz

純明
 ほんとに寝るな!

こばと
 ふわあ。んん? 玄関を開ける音がしましたよ~。
 ご両親が帰ってこられたようですよ~。

 こばとは玄関まで飛んで行きましたよ。

こばと
 お帰りなさいですよ~。

城戸三征(きど みつゆき)
 ......

城戸陽和(きど ひより)
 ...... あの ...... どなた?

涼音
 ...... うちの会社の社長です。

陽和
 え!? 社長さん?
 まあ、どうしたしましょう!
 お越しになられることを前もってご連絡いただければ、いろいろとおもてなしの準備もできましたのに。

こばと
 いいの、いいの。
 今日は突撃訪問てことに意味があるんだから。

陽和
 いつも涼音がお世話になっております。

こばと
 いえいえ。涼音さんはとても真面目に働いてくれるので、我が社としても助かっておりますよ~。

涼音
 こばとさんが働かないぶんまで、私が働いて経営をカバーしてるんです。

陽和
 まあ。涼音ったら、失礼なことを言うもんじゃありません。

涼音
 ......

こばと
 そうです。お母様のおっしゃる通りですよ~。

陽和
 昔はこんなこと言う子じゃなかったし、反抗期すらなかったのに、ここ最近少しずつ言動が変わってきたというか ......

涼音
 あの会社に勤め始めてからね。

三征
 あー、とにかく、なんだ、その ......
 社長さん、今夜は夕食をご一緒にいかがですかな?

こばと
 最初からそのつもりで来てますよ~。

三征
 ......

純明
 ほんとに図々しいやつだな!

陽和
 といっても、今からお客様用のお食事を仕度するのは難しいから、お寿司でもとりましょうか。

三征
 そうだな。そのほうがいいだろう。

こばと
 わ~い♪ こばと、お寿司が大好きね~♪

 というわけで、楽しい晩餐会の始まりですよ~。

こばと
 ぱくぱくぱく。特上のお寿司は美味しいのね~。
 いつもこんなに豪勢な食事がいただけるなんて、うらやましいのね~。

涼音
 今日は特別です。
 お寿司なんて滅多にとりません。

陽和
 いつもは地味なんですよ。
 主人が気取らない食事のほうを好むので。

こばと
 そういえば、以前一緒にひさふみ君のベビーベッドを買いに行ったときも、城戸家は質素が信念みたいなこと言ってましたね~。

三征
 ははは。信念というほどのものでもないが、子供にあまり贅沢を覚えさせてはいけないと思ってね。私自身もそういう方針で育ってきたし。

こばと
 でも、お金は溜めずに、がんがん使ったほうが世の中のためになりますよ~。だって、持ってる人が貯蓄ばかりしてたら、経済が滞って他の人が貧乏になるじゃん?

三征
 ははは。そういう見解もあるかもしれないな。

涼音
 で、でも、お父様は施設などに寄付をして ......

三征
 涼音。そういう話はいいから。

涼音
 だって、言っておかないと、お父様がケチな人みたいに思われてしまう ......

こばと
 大体の事情は分かりましたよ~。
 言葉が過ぎたことは謝りますよ~。
 ういうい~。ビールも美味しいのね~。
 三征さんも、どんどん飲んでくださいな~。

三征
 よし。じゃあ、今日は飲むとするか。
 ところで社長さん、涼音はちゃんと会社に貢献できておりますか?

こばと
 そりゃもう、涼音さんには経理を全部任せているので、会社の屋台骨ですよ~。欠かせない存在ですよ~。

三征
 それは嬉しい。必要とされていることが何よりだ。

こばと
 涼音さんいなかったら、たぶんうちの会社つぶれてると思うし。

三征
 ......

涼音
 入社5年目の社員に、そこまでの重責を負わせないでください。

こばと
 あれ? 5年? まだそんなもんだっけ?
 なんかもう、ずっとうちの会社にいるような気がしてた。

涼音
 ええ。私も20年ぐらい勤めているような気がします。
 良い意味でも、悪い意味でも。

こばと
 ねえねえ、涼音さんは子供の頃はどんなふうだったの?

陽和
 どんなふうと言われても。
 今もほとんど変わってないですから。

三征
 子供の頃から本当に優しい子だったな。
 年の離れた純明の面倒もよく見ていたし。

こばと
 本当? いじめられたりしなかったんですか?
 お菓子を取られたりとかしなかった?

純明
 あるわけないだろ!

陽和
 純明は本当にお姉ちゃん子で、いつもお姉ちゃんのそばにくっついて歩いてたわねえ。

こばと
 ...... そ、そうですか。今もなんとなく、純明君の視線から「姉さんを困らせる悪い社長め、許せん」みたいな敵愾心を感じますよ。誤解ですよ、純明君。こばとは悪い社長ではありません。社員の厚生を第一に考える立派な社長なのです。ね、涼音さん?

涼音
 本当に立派な社長は、自分で自分のことを立派だとはおっしゃいません。

こばと
 ...... ぱくぱくぱく。

純明
 それにしても、よく食べるな。
 その小さな身体のどこに入るんだよ。

涼音
 私も入社した頃は、こばとさんの食欲には本当にびっくりした。今はすっかり慣れたけど。

こばと
 最近、涼音さん、お客様用のお菓子をこばとに見つからない場所に隠すようになったのね~。

涼音
 だって、見つけると食べるから。

純明
 ...... そこにあるもの何でも食べるって ...... 子供かよ。

こばと
 こばとは妖精さんだから許されるのです。

涼音
 許されません。

こばと
 話は変わるけど、こばとにも姉さんがいるのね~。

陽和
 まあ、他にも妖精さんが?

三征
 北大教授の、かばね女史だよ。
 書店で著書を見かけたことがある。ただ、内容が専門的すぎて、すぐに書棚に戻してしまったんだ。ははは。

こばと
 姉さん、一般向けの啓蒙書は書かないですからね~。
 あんな小難しい本、誰が読むっていうんでしょうね~。
 その点、こばとは色々書いてるよ?
 「そのうち役に立つかもしれない英文法」とか、「こばとちゃんダンスで覚える英会話 (DVD 付)」とか、「こばとの大丈夫シンキング」とか。

純明
 変なタイトルばっかだな!

こばと
 こばとの本を否定するということは、涼音さんの仕事を否定するということですよ~。全部『あとりえこばと』から出版しているんですから~。

純明
 ね、姉ちゃん、他の会社に移ったほうがいいって。

涼音
 ...... 私も1日1回はそれを考えてしまう。

こばと
 ういうい♪ ういうい♪
 こばとちゃんダンス♪ こばとちゃんダンス♪

純明
 今度は酔って踊りだしたぞ。
 姉ちゃん、真剣に転職を考えてみたら?

涼音
 ...... そうしようかしら。

<酔っていたので、このあとのことは、あまり記憶にないです>

≫ 次回は久しぶりに沙希ちゃんが登場です!
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 [ 2018/08/26 21:21 ]  未分類 | TB(-) | コメント(0)
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