こばとの英語ノート

 言葉の妖精こばとの変てこな日常生活を英語を織り交ぜながら綴っています。こばと英語辞典も製作中。いつかは英語の総合サイトだって威張れるようになりたいな。何はともあれ、『こばとの英語ノート』をよろしくね!

英語らしい英文を書く力を養いましょう(英語表現力養成新・英作文ノート)

英語表現力養成新・英作文ノート(宇佐美修/日栄社)

 こばとが選んだ英語の本を紹介するコーナーです。
 今回は高校生向けの 英語表現力養成新・英作文ノート を紹介します。

英語表現力養成新・英作文ノート

新品価格
¥411から
(2017/7/31 14:34時点)


 本書の構成は以下のようになってます。

 第1章 動詞の選択
 第2章 主語の決定
 第3章 名詞と形容詞
 第4章 他動詞構文
 第5章 副詞的表現

 サイズは A5 判。小さくて持ち運びやすいですよ。
 ページ数は本体 64 ページ、別冊解答が 56 ページと薄いけど、大事なポイントががたくさん詰まってます。しかもお値段はたったの 411 円(税込)。とってもリーズナブルですよー。

英語らしい英文を書きましょう

 この本は大学受験を控えた高校3年生向けに書かれた本ですけど、受験生以外の一般の人にも役立ちます。コンセプトは 英語らしい英文を正しく書く ということです。そこで簡単な問題を1つ。たとえば学校の先生や親御さんが子供に「もっと勉強してほしいなあ」と言うときの表現を

 [1] I wish him to study more.

 [2] I hope him to study more.

と書いたとします。この英作文は正しいでしょうか? それとも間違っているでしょうか? 正解は [1] は正しいですけど、[2] は誤っています。なぜなら、hope は him とか her など人を表す単語のあとに to do をとれないからです。

 え? なぜかって? まあ、文法的に難しく理屈をつけられないこともないですけど、つまるところ「英語圏の人はそういうふうに言わないから」、「こんな英語を聞くと奇異に感じるから」てことです。ややこしいことに、自分がしたいことを言うときは、

 I hope to see you. (あなたに会いたい)

というふうに、普通に to do としてかまいません。さらにややこしいこと言っちゃうと、[2] は

 I hope for him to study more.

というように、hope のあとに for をくっつければ大丈夫なのです(ただし、こういう言い方は珍しい)。

 ついでに言うと、wish は「たぶんしてくれないだろうけど、そう望む」、hope は「いつかしてくれるだろうと信じて、そう望む」というニュアンスの違いがあって、これが him のあとに to do をとれるかとれないかを決定しているのです。

 こういうのは、ひたすら外国人と話しながら恥をかいて覚えるか(会話相手によっては指摘してくれないこともある)、『こばとの英語ノート』の全記事を読むか(宣伝)、そうでないなら意識して勉強しない限りはなかなか身に付きません。

 本書では「こんなふうに書いてはいけない」とか「これは that 節をとれない」というような禁止事項を説明してくれるので、大変ありがたい本なのです。世間には案外こういう本って少ないし、こばとのブログ記事でも、いちいち書くのが面倒だから書いてないです(今後は少し書いてみようかと思います)。

問題を解きながら覚えます

 本書では英作文するときのポイントを、問題を解きながら自然と身につけられるようになっています。まず「誤文訂正」で「こんなふうに書いてはいけないよ」てことを学んでから、「表現ノート」の和文英訳で知識の定着を図ります。この本を2、3週すれば、英作文記述力が大幅にアップすること間違いなしです。ぜひ買ってくださいなー。
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 [ 2017/07/31 16:12 ]  未分類 | TB(-) | コメント(0)
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